みなさん、こんにちは
神戸・大阪のヒプノセラピールーム
エモーションデザインの駒居正己です
さて、早速始めましょう
前回の更新でもお話ししましたが、感情というのは、その感情を抱いている本人のために存在します
例え、それがネガティブな感情でも、その感情を生じさせることによって、ココロはその人本人に注意や警告を発しているのです
また、ココロは本来的にその人を守ろうとする防衛本能を持っています
そのため、ネガティブな出来事に対する感度は、元々高めに設定されています
だから、ネガティブなイメージを持つことは、ポジティブなイメージを持つことよりも容易なのです
ネガティブな感情を抱くと、どうしてもネガティブな出来事に意識が向いてしまいます
そして、ネガティブな出来事はネガティブな感情を生む、という負のループが生まれます
こうした場合、ココロの声を信じるべきではありません
一旦立ち止まって、負のループに入っていることを自覚して、そのループを断ち切ることが必要となります
その際に大切なのは、小さくてもいいから好循環の要素を探すことです
具体的には、「上手く行っていない事」よりも「上手く行っている事」を探すという事です
実は、この作業は意外に難しいものです
というのは、上手く行っている事について私達は、わざわざ「上手く行っているな」という認識を持たず、関心も払わないからです
だから、上手く行っていることを探したいなら、「普段は関心を払っていない事」に意識を向ける事です
例えば、毎朝決まった時間に起きるというのも、当然すぎて関心を払う事はないでしょう
しかし、毎朝決まった時間に起きるというリズムを刻んでいる事は、規則正しい生活を維持するという意味では非常に重要なのです
こうした、「意識していないけどうまくやっている事」に意識を向けるようにしてみてください
そうすると、負のループから脱する事ができるようになるでしょう
では、今日はこの辺で!