みなさん、こんにちは
神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です
さて、早速始めましょう
ヒプノセラピーのセッションで多い相談が、恋愛に関するものです
特に失恋にまつわる相談は非常に多く、ヒプノセラピーでのケアが必要となるケースも多々あります
失恋の辛さは誰しもが経験する事ですが、そもそもなぜ、失恋はそれほどにまでツラいものなのでしょうか?
そこには、私達が見落としている恋愛の特性があります
具体的に言うと、恋愛をしている最中の私達は、マイルドな麻薬を使用している状態なのです
具体的に言うと、恋愛をしている時、私達の脳内ではEPA(フェニール・エチル・アミン)という脳内麻薬が分泌されています
これによって、恋愛はシアワセという感情を生み出すんですね
恋愛が分泌する脳内物質はEPAだけではありません
エンドルフィンやドーパミンといった脳内物質も恋愛によって分泌されます
これらが、恋愛にまつわる「シアワセという感情」を生み出すのです
つまり、恋愛という状態は脳内物質という麻薬の効果を味わっている期間とすら言えるのです
しかし、その恋愛が終わると脳内物質の分泌は止まります
そうなると訪れるのは禁断症状です
恋愛にまつわる脳内物質は、「幸福感を生み出す」原因となっています
その原因が消えるわけですから、今まで味わっていた幸福感は一気に消える事になります
となると、今まで味わえていた幸福感が味わえないのですから、ツラいのは当然の事なのです
失恋というのは、誰にとってもツラい経験です
しかし、それがどれだけツラい恋愛であっても、私達は自分の人生を前に進めていく必要があります
そのため、どんなカタチであれ終わってしまった恋愛と向き合う必要が生じます
そのプロセスにおいて、傷ついた自分自身を癒すという事はとても大切なことです
失恋で傷ついた自分自身を癒すためにまず大切なのは、「いま、私は普通の状態ではないのだ」という認識を持つことです
傷つき、失恋による禁断症状が生じているのだという認識を持つことで、自分自身の状態を冷静に把握する事ができるようになるでしょう
次に大切なのは第三者のサポートをちゃんと得る事です
対人関係の痛みは対人関係で癒すことが一番の近道です
その方法はヒプノセラピーかもしれませんし、愚痴を聞いてくれる友達かもしれません
そうしたサポートを積極的に得るようにしてください
そうする事で、失恋の「禁断症状」から早く脱する事ができるようになるでしょう
では、今日はこの辺で!