神戸・大阪の心理カウンセリング・ヒプノセラピールーム　エモーションデザイン

みなさん、こんにちは

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの駒居義基です

さて、早速始めていきましょう！

(‘∇^d) ☆!!

人は問題があると、無意識のうちにそれを解決しようとします。

そして、その解決が出来ない場合、「意志」のチカラを使って、それでも何とかしようとします。

しかし、精神的・心理的問題の解決は、意志のチカラではどうにもなりません。

例えばうつ病であったり双極性障害であったりする場合、もちろん、その人が元々持っていた気質や脳の構造は、原因のかなりの部分を占めます（特に双極性障害の場合）。

グリージンガーという精神科医は、「すべての精神病は脳病である」と喝破しています。

脳を離れての精神的・心理的な問題は存在しえません。

ただ、精神的・心理的な問題を抱えているという場合、もちろん生来的に、というケースもあるのでしょうが、一方で、「ある時期を境に」問題を抱えてしまった、という方も大勢おられます。

これは、その人のメンタルヘルスを支えていた周囲のシステムが、その人にとって機能不全に陥ってしまっていた、ということが言えます。

つまり、その人を取り巻く社会という「システム」がその人を支えきれなくなった結果、という事も言えるのです。

ここで「脳」と「社会システム」というキーワードが示すように、意志のチカラでそれらを何とかする事は、事実上大変困難です。

確かに、「心の外の問題」であれば、ある程度は意志のチカラでどうにかなるでしょう。

しかし、心理的・精神的問題については、意志のチカラは無力です。

だから、もしそうした問題を抱えてしまったら、自分の意志のチカラで何とかしようとはしないでください。

それは、問題を複雑にすることはあっても解決はしません。

これは、精神疾患でもそうですが、例えば「失恋した」という場合も同様です。

そうした心の問題に対して必要なのは、静かな環境と周囲からの必要なサポートです。

だから、良い意味であきらめましょう(笑)

意志のチカラでは、どうにもならない。

こう言う場合こそ、周りのチカラを上手に活用していきましょう。

ではでは！