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みなさん、こんにちは
神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの駒居義基です
では、早速始めましょう!
昨日のエントリーにもありますように、私達は意外と自分の本心については分からないものです。
そのために、ヒプノセラピーや認知行動療法を用いて、セッションをするのですが、ご自身で自分の潜在意識に上手に問いかける事によって、自分の本心を知る方法があります。
本日は、その方法についてご紹介しますね。
具体的な方法は、自己催眠(セルフヒプノセラピー)の技術を用いたものです。
これをご覧になっている方には、瞑想をしたりアファメーションを唱えたりして、潜在意識にアクセスしている方もおられると思います。
その方法の応用とお考え下さい。
そもそも、こうした自己催眠を用いて自分の本心を知るというのは、私達の心の中から「ノイズ」を消去する、という意味があります。
私達は普段、環境や人間関係、幼少期からの刷り込みによって、「本当の自分が望んでいる事」が分からなくなっています。
例えば、あなたが恋愛問題を抱えているとして、その相手との恋愛の成就がなぜ重要なのかと言えば、「好きだから」ですよね
でも、「なぜ好きなのか?」という所を掘り下げると、例えば執着であったり、今まで努力したから無駄にしたくない、という思いだったりと、いろんな「ノイズ」があるんですね。
そのノイズを取り去って、相手への本当の気持ちは何なのだろう、という事をしることで、「本当の自分が望んでいる事」を知る事が出来るようになるのです。
では、具体的な手順をご紹介します。
(1)リラックスした環境を用意する
まず、潜在意識にアクセスするのですから、リラックスした環境を作る必要があります。
つまり、副交感神経が活発になる状態にする、という事ですね。
普段使い慣れた椅子やソファーに座って、しばらく自分自身の身体を観察してみてください。
そして、「あ、ここが緊張しているな」と感じる部位が見つかったら、そこに神経を集中して、「フッと」チカラを抜いてください。
これを10分程度繰り返します。
(2)こころに「ノイズ」の存在を確認する
まず、心に「私の心さん、私が私の心に質問する事を邪魔している何かはありますか?」と尋ねます。
すると、イメージでいろんなものが出てきます。
それは両親であったり友人であったり、様々でしょう。
あるいは、特定の「人」ではなく「出来事」が浮かんでくるかもしれません。
それをイメージで、どこか遠くにおいてください。
例えば、いま私が自分に問いかけをしてみたところ、しばらくすると原稿の締め切りが浮かんできました。
それを、例えば家の外やごみ箱など、自分がそこがふさわしいと思う場所に、その「ノイズ」を置いていきます。
ちなみに、私の場合は原稿の締め切りは、家のテラスに置くのが一番と思えたので、テラスに置きまいした。
このように、それを繰り返して、「私の心さん、私と心さんを邪魔するノイズはありますか?」と聞いて「ノー」という答えが返ってくるまで繰り返します。
(3)フレンドリーに心に問いかける
いよいよ、心に問いかけを行います。
方法は、「私の心さん、●●●はどうしてですか?」というように、心に質問をしていきます。
自分自身の心に質問をする場合のコツがいくつかあります。
まず、聞き方のコツですが、あくまでもフレンドリーに優しく聞いてください。
そして、オープンマインド、どんな回答であっても、それを受け止める姿勢を保ってください。
自分自身の「こうあって欲しい」という願望や想いを前提に聞くのではなく、「どんな回答でもいいですよ」という姿勢を保つことが重要です。
(4)質問をさらに深める
心から回答が来たら、それをさらに深めていきます。
例えば、「私の心さん、先ほどの回答について、どんな行動をしたら良いですか?」と問いかけるのも1つの方法です。
あるいは、「私の心さん、なぜ、先ほどの回答のようになってしまうのですか?」という回答の奥にあるものについての質問でもOKです。
繰り返しになりますが、顕在意識の思いや願いを反映させるのではなく、あくまでも潜在意識が私達に答えてくれるよう、先入観や偏見等のノイズは脇に置いておいて、質問を繰り返してください。
(5)質問が終わったら、その結果をノート等にまとめる
そうやって、得た回答を忘れないように、ノートなどに書き留めましょう。
そして、先ほどまで自己催眠(セルフヒプノ)をしていたわけですから、通常の状態に自分を戻す必要があります。
そのため、軽いストレッチをなさってください。
回答は時間を経る事で、また色々と変化してくる場合もあります。
というのは、回答を得る事によって、私達もその回答に影響され、潜在意識の回答に変化が生じる可能性があるからです。
なので、単に忘れない、というだけではなく、「本当の自分の心の移り変わり」を理解するためにも、記録するようにしておいて下さい。
非常にカンタンな方法ですが、慣れてくるとセルフコーチングにも使える優れものですので、ぜひ試してみてくださいね。
ではでは!
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