みなさん、こんにちは
神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です。
では、早速始めましょう!
多くの人が苦しむ、ある問題があります。
それは、「先延ばし」の癖です。
実際に心理カウンセリングやヒプノセラピーで、「先延ばしの癖を何とかしたい」という訴えはたくさんあります。
では、どうして先延ばしという悪癖が発生するのでしょうか?
【成功体験が先延ばしを作ってしまう】
先延ばしが発生する理由はいくつかあります。
先延ばしをしても、最終日近くになると集中して取り組んで何とかなった、という経験によるもの
どうしてもやる気が起きないから、分かっていながらも着手できないというもの。
先送りにしても、リスケジュールをして何とか護摩欠く事が出来た、というもの。
いずれも、「先延ばしをしても何とかなった」という成功体験が根底にあります。
では、先延ばしをしない人の場合はどうでしょう。
それにも、実は成功体験が絡んでいます。
締め切りよりもずっと前に処理して、その事で悩まなくて済む、という成功体験がある場合。
速めに処理して上司や同僚から褒められた、という成功体験がある場合。
先送りの発生も回避も、同様に成功体験がカギを握っているんですね。
しかし、同じ成功体験なら、先延ばしをしない方が精神衛生上よいですよね。
【自己管理の習慣が先送りを回避する】
ある研究では、誰かに決められた締め切りよりも、自分で決めた締め切りの方が守られる傾向がある、という結果が出ています。
つまり、自分で「●月●日までに仕上げる」という締め切りを設定した方が、先送りを回避できる可能性が高いという事なんですね。
つまり、自分で決めた締め切りだと、それにコミットメントが発生する分、守られやすい、という事なんですね。
もちろん、無理な締め切りの設定だと却って破ってしまう可能性があるため、現実的な締め切りを設定して、中間の締め切りも併せて設ける、という方が効果が高いようです。
そうした場合、その設定した目標を達成するために、「私は●月●日までにそれをする」という決意表明が有効です。
自分でコミットした目標は自己成就予言となり、それが達成されやすくなるというメカニズムですね。
もし、先延ばしの癖を直したいなら、①自分で締め切りを設定する、②中間の締め切りも合わせて設定する、③その締め切りにコミットする決意表明をする、という3点を実践してみてください
ではでは~
※ ※ ※
駒居義基の自己紹介はこちら
心理セッション可能日はこちら
駒居義基の心理セッションメニューはこちら
お問合せ・お申し込みはこちら