心理カウンセリングとは、クライアントの精神的・心理的な悩みに対して、解決へのサポートをする事です。
カウンセリングで重要な点は、可能な限り短い期間でクライアントの問題解決をサポートする事にあります。
しかし、心理カウンセラーが積極的にアドバイスをして、クライアントの問題を解決する、というイメージは少し異なります。
心理カウンセラーとクライアントとの話し合いを通じて、共に解決への道を見つけ出していきます。つまり共同作業で解決へと進めていくのです。
これが心理カウンセリングの特徴と言えるでしょう。
このような方にオススメです!
・心理的、精神的な悩みを抱えている
・トラウマ(心的外傷)を受けて回復できない
・アルコール等に対する依存がある
・薬物療法の効果が思わしくない
・主治医からカウンセリングを勧められた
・生き辛さを解決したい
・対人関係の問題を解決したい
・職を転々としており、定職に付けない
・自分に自信が持てない
・いつも漠然とした不安がある
・最近、ショックな出来事があり、そこから立ち直れない
・電車等でパニックになってしまう
【心理療法の効果】
当カウンセリングオフィスでは、主に認知行動療法をメインに行い、サブ的に来談者中心療法とフォーカシングを行っています。
メインである認知行動療法とは、クライアントの認知(考え方)と行動にアプローチをする事で、気分や感情、ネガティブな考え方を適切なものに変容させる効果があります。
私達が暗い気分やネガティブな感情にとらわれたとき、「もっとポジティブに考えなきゃ」と考え直したり、音楽を聞いたり、美味しいものを食べたりして、気分を変えようとします。
これは、考え方を変えるというアプローチと、何かしらの行動でアプローチをするという2つのものが存在している事を表しています。
私達は、自分の感情を自由に動かす事は出来ません。
必ず、認知(考え方)か行動のどれかからアプローチをする必要がありますし、逆にその2つに焦点を絞る事で、ネガティブな感情や考えから回復する事が出来ます。
このように、認知行動療法では、問題に対して複数のアプローチをする事で、具体的な問題の解決策を検討する、という事を行います。