対人関係の苦しさの原因は「期待値」

皆さん、こんにちは

 

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です

 


さて、対人関係の大変さは、誰しもが経験している事だと思います

 

 

尊重されないという状況や、自分の思い通りにならない状況など、さまざまな問題がありますよね

 

 

そうした人間関係の問題の原因の1つとして、「双方の期待値の違い」というものがあります

 

 

私達は、人間関係において無意識のうちに相手に何かしらの期待を抱きます

 

 

「このくらいはしてくれて当たり前」という、ある種の基準は誰しもが持っているわけですね

 

 

それは無意識に持っているものですので、本人はあまりそのことを意識していません

 

 

そして、期待通りだと「問題なし」、期待を裏切られると「問題あり」というように判定をされるわけです

 

 

ここで大切なのは、私達が相手に抱く「期待値」が共有されているかどうか、です

 

 

「以心伝心」という言葉があるように、私達には「言わなくったって、そのくらい分かってよ」という価値観を自然と持っています

 

 

だから、相手に対する期待を表現する事はありません

 

 

となると、相手は私達がどんな期待を抱いているかは分からない、という事になりますよね

 

 

となると、相手は自分の価値観や行動様式に基づいて行動するわけですから、それが私達の期待と一致するとは限りません

 

 

つまり、ここでの問題は、私達が相手に抱いている「期待」を相手と共有していない、という事が問題となるのです

 

 

「いちいち言われなくても分かるように」というしつけを幼いころからされている方も多いのですが、こうした価値観を抱いている方ほど、相手に対して無言のうちに期待をもってしまう傾向があります

 

 

そのため、対人関係を円滑にするためには、その期待が相手と共有されているかどうか、という点を考えてみる必要があるでしょう

 

 

例えば交友関係なら、「~してくれると助かる」というようにあらかじめ伝えておくというのも1つの方法です

 

 

恋愛なら「察するのは限界があるから、お互い期待していることは話し合うようにしよう」という取り決めを作る、というのも有効な方法です

 

 

私達が相手に対して何かしらの期待を抱くのは当然です

 

 

ただ、それは共有されて初めて上手く行くもの、という点を意識してくださいね

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