ネガティブに対する過敏さが生むもの

みなさん、こんにちは

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です

 

さて、今日は人間関係の問題について考えてみますね


どんな関係であっても、100%ハッピーということはありません

 

大なり小なりネガティブな要素が伴うものです

 

あいさつがいつもよりも元気がない…

 

こんな日は誰にでもあります

 

こうしたネガティブな要素に対する感度が過敏になると、そこから人間関係の問題が生じるようになります

 

というのは、ネガティブな要素を発見したとき、人は往々にしてそこに「意図」を見出そうとするからです

 

つまり、意図的にそうした言動をしていて、その原因がこの関係にある、というある種の連想です

 

その連想は、通常であれば「今日は体調でも悪いのかな?」程度で済みます

 

しかし、ココロがネガティブさに侵食されていると、連想の程度はもっと深刻になります

 

「あれ?嫌われている?」

「あいさつもまともにできない非常識な人だ!」…等々

 

ネガティブさの程度を悪化させるのは、その人のココロが持っているフィルターです

 

誰しも、ココロにあるフィルターを持っていて、そのフィルター越しに周囲を見ています

 

そのフィルターがネガティブだと、どうしてもネガティブな連想しか浮かんでこない、ということになります

 

ここで考えるべきことは、なぜそうしたフィルターを持つに至ったのか?という視点です

 

誰も好き好んでネガティブなフィルターをココロに付けたりしません

 

何かしらの理由があって、そうしたフィルターを持つに至ったのです

 

それは生まれつきの気質が影響している可能性もありますし、成育歴に原因があるケースもあります

 

原因は何であれ、そのフィルターを持たざるを得ない理由というのが必ずあるのです

 

しかし、だからと言ってそのフィルターをそのまま信じる必要なんてありませんよね

 

「あれ?嫌われている?」と思っても、瞬時に「いやいや、体調でも悪いのかもしれないし、様子を見よう」と思い直すこともできますよね

 

心理療法(サイコセラピー)やヒプノセラピーでは、そのフィルターに対して2つのアプローチをとります

 

1つは、そのフィルターを外すというもの

 

もう1つは、そのフィルターはとりあえずそのままにしておいて、フィルターの意のままにならないようにする、というもの

 

いずれにしても、私達はネガティブな連想から自由になる方法をちゃんと持っているのです

 

それに、です

 

もしも仮に相手に悪意があってそうした言動をしていたとしても、人間関係は冷静な方が必ず勝つようにできています

 

わざわざ感情的になる必要なんて、実はないんですね

 

迷ったら、平和な方を選択するようにしてみてください

 

ではでは!

 

 

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