みなさん、こんにちは
神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です
さて、今日は「諦める事」をテーマにお話ししたいと思います
(‘∇^d) ☆!!
私達は人生において、時に何かを諦めなくてはならないときがあります
その「諦め」に至るまでにはプロセスがあり、私達はそのプロセスで「諦めるか否か」という葛藤を抱えます
その葛藤の結果、ひとまずにでも私達は「諦める」という選択肢を選ぶのですが、こうした局面に至ったとき、考えて欲しい事が2つあります
まず、諦めるという選択は、実は葛藤からの自由を意味しているという事実です
先ほどお話ししたように、私達は諦めるまでに葛藤に苦しみ、諦めないための選択と努力をしてきました
諦めとは、そうした苦しみに満ちた葛藤からの解放を意味しています
つまり、諦める事によって、新しい自由を手に入れたわけです
ですので、考えるべきは「諦めてしまった」過去ではありません
「新しく手に入れた自由をどう使う?」という未来なんですね
そして、もう1つ考えて頂きたいのは、何かを諦めたからと言って、自分自身が劣っていたり間違っていたりしない、という事です
諦めるという事は、何かがダメだったという結論が伴います
その「ダメだった」という事実は、時に私達に対して「自己否定」という形で襲ってきます
でも、先ほどお伝えしたように、諦めるというのは未来へ向けた自由を手にする選択でもあるのです
ですので、過去にダメであったことを考えるよりも、未来をどう作っていくのかを考える方が建設的です
また、自己否定に関してですが、これも実を言うと(言葉を選ばずにお話しすると)的外れと言えるでしょう
というのは、何かがダメであったという事と、人として・能力としてダメであったという事までは意味しません
今はあきらめざるを得なくても未来に叶う可能性もあり、またある何かがダメであっても、それは人間性や人格、能力とは無関係です
なので、何かを諦めざるを得ないという状況があっても、決して自分自身、そして自分自身の未来を諦めない事が大切です
では、今回はこの辺で!