みなさん、こんにちは
神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です
さて、今回は親からの刷り込みについて考えてみたいと思います
どんな親子関係であれ、親からの影響を受けない子供はいません
そして、その影響は私達の無意識下に、まるで雪のように静かに積もっていきます
その影響で最も大きいものの1つに、「親にとっての『当たり前』」というものがあります
つまり、親にとっての「当たり前」という基準が、そのまま私達に当てはめられてしまう、というものですね
例えば、運動ができて当たり前、片付けができて当たり前…
この当たり前に反した行為をした場合、親からの叱責などが私達にたいしてなされます
そうした結果として、私達ができる・できないに関係なく、「それはできて当たり前なのだ」という親からの呪縛が呪いのように私達にのしかかります
これが厄介なのは、無意識下に刷り込まれるので、普段は全く意識できないということです
意識できないのですが、しかし無意識から私達はそうした呪縛にコントロールされています
それがよく現れるのは、自分への自己否定です
自己否定をひも解くと、実はそれは親からの呪縛だったという事はセラピーの現場では珍しくありません
でも、そうした親からの「当たり前」という呪縛は、あくまでも親の基準で合って、必ずしも私達に当てはまるものではありません
だから、もし自己否定に苦しんでいるのであれば…
「この自己否定は、『何を当たり前』としているのだろう?」
「この自己否定は、どこから来たものなのだろう?」
という視点で考えてみてください
では、今回はこの辺で!