発達障害と摂食障害の関係

みなさん、こんにちは

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です

 

では、早速始めていきましょう!

 

自閉スペクトラム症には、大きく分けて3つの障害があります。

 

 

1つは広汎性発達障害

 

 

次はアスペルガー症候群

 

 

最後は高機能自閉症

 

 

自閉スペクトラム症が併発しやすい精神疾患としては…

 

 

・うつ病性障害

・不安障害

・拒食症

・強迫性障害

 

 

というものがあります

 

 

そのうち、広汎性発達障害の主な症状は…

 

 

・自己表現力の低さ

・コミュニケーション上の問題

・低い社会性

・認知能力の低さ

・食事等の強いこだわり

 

 

というものが見られます。

 

 

しかし、こうした障害にもグラデーションがあり、明確に障害と位置付けられるほどのハッキリとした症状もあれば、境界線のように症状があいまいなケースもあり、見過ごされてしまうケースも珍しくありません。

 

 

また、明確に障害と位置付けられるものであっても、周囲の無理解により、障害を「性格」「能力」のなさと位置付けられ、それによって自己肯定感などが低下してしまう事もあります。

 

 

こうなると摂食障害と自閉スペクトラム症との関連が見えてきます。

 

 

自閉スペクトラム症を持っている場合、当然私生活や仕事で失敗を繰り返す事が多く、その結果として摂食障害を発症してしまうというものです。

 

 

また、自閉スペクトラム症とADHD(注意欠陥多動性障害)は併発するケースが多く、それがさらに問題を複雑化させているケースが珍しくありません。

 

 

こう考えると、摂食障害のケアというものは、単に摂食障害に焦点を与えるのではなく、その背景にどんなものがあるかどうかを見極める必要があります。

 

 

摂食障害を併発した自閉スペクトラム症の場合は、先述したように自己肯定感が低い事が珍しくなく、摂食障害だけでなく、自己肯定感の低下についても対処が必要になってきます。

 

 

では、また次回!

 

 

 

 

 

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