ほんの些細なことで、人生を左右される私達

みなさん、こんにちは

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です

 

早速始めましょう!


数年前の事

 

 

私のセッションルームにある女性がやってきました

 

 

心理カウンセリングが希望だったので、カウンセリングを行っていたのですが、訴えている悩みは、どうしても男性関係につまづいてしまう、というものでした

 

 

彼女は医療従事者で立派な資格を持っています

 

 

かなり大きな病院でバリバリと仕事をしています

 

 

容姿も端麗でスタイルも良く、非の打ちどころがないようにすら感じました

 

 

友人にも恵まれており、毎年友達と海外旅行に行くのを楽しみにしていました

 

 

しかし、潜在意識を見てみると、自己否定、孤独感、無価値観、虚無感がどんどんと出てきました

 

 

彼女は私にこう言いました

 

 

「本当は私はいなくてもいい存在なんじゃないかと思えて仕方がないんです」

 

 

そこで、その源流を辿ると、彼女の母親の言動に行きつきました

 

 

彼女の母親は完璧主義で、何事も完璧でないと気が済まず、そのためたびたび彼女を否定していました

 

 

つまり、彼女が抱えている様々な否定的な想いは、母親のそうした言動だったのです。

 

 

彼女の母親も、彼女の不幸を願ってそうした仕打ちをしていたとは思えません

 

 

彼女の母親は母親なりに、彼女の成長を願い、そのような言動をしていたのでしょう

 

 

ここで考えてもらいたいのは、最初のきっかけというのは、彼女の母親の発言という些細なものだったのです

 

 

普通にしていれば、聞き流せる程度のものでしかありませんでした

 

 

しかし、それが積み重なり、やがては、その言葉と彼女は一体化し、無意識のうちに「私はいない方がいい…」という想いを抱くに至ったのです。

 

 

そして、自分の存在を肯定したいがために必死に彼女は勉強をし努力をして今の地位を手に入れました

 

 

しかし、根底にある否定的な感情はそれでは消えようがありません

 

 

なぜなら、彼女が抱えているのは自己否定という名前の自分を愛せないという問題なのですから

 

 

ここで皆さんに考えてもらいたい事があります

 

 

ここに、1つの悪循環がある事を

 

 

最初は些細な彼女の母親の発言でした

 

 

しかし、やがてその発言は彼女と一体化してしまいます

 

 

そして、事ある事に「私はいない方がいい…」という言葉を無意識に繰り返す事によって、それが暗示として作用します

 

 

となると、その暗示は彼女がコントロールしきれない男性との関係において結果として生じてしまうのです。

 

 

こうした悪循環を抱えている方は大勢います

 

 

しかし、です

 

 

「私なんていなくてもいい」

「どうせ私は何をやってもムダ」

「いつも私はダメなんだ」

 

 

こうした想いは、私達が自分に愛を注ぐことで解消されていきます

 

 

毎日、身体を洗う時、お風呂に入る時、メイクをするとき、自分を愛するようにやってみてください

 

 

そして、「私って素晴らしい!私は頑張っている!私は価値がある」と言い聞かせてみてください

 

 

大切なのは言葉ではありません。言葉は単なる暗示でしかなく、大切なのは自分に愛を与える、という事です

 

 

そうすることによって、この悪循環から解放されていきます

 

 

ではでは~

 

 

※ ※ ※

 

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