
「私でもヒプノセラピーを受けることができますか?」
このような質問をよく頂きます。
経験上、すんなりとヒプノセラピーになじめる方もいれば、そうでない方もいます。
実際、私はなじむまで、かなり時間がかかりました。
だから、「催眠状態に入れるか心配」というお気持ちはよく分かります。
そこで、ここではヒプノセラピーを上手に受けるコツをお伝えしますね。
■催眠に入れない人はいない
まず大前提ですが、催眠状態に入れない人はいません。
というのは、私たちは日常的に催眠状態を経験しているからです。
うたた寝や、映画に夢中になっているとき、ステキな音楽に身を委ねているとき…
こうしたとき、レベルの差はありますが私たちは催眠状態に入っていると言えます。
だから、「催眠に入れるだろうか?」という点については心配いりません。
■コツその1「リラックス&集中」
よくアファメーション(自己暗示)を行う時は、お風呂に入っているときが良い、と言われます。
また、お風呂に入っていると、ついつい考え事をしてしまったり、あるいはボーっとして気が付いたら時間が過ぎていた、という経験もあるかと思います。
これは、ヒプノセラピーにかなり近い状態と言えます。
少し想像してみましょう。
心地よい温度のお風呂に入っているときの状況です。
身体はリラックスしていますよね。
筋肉がほぐれているのを感じます。
呼吸もゆっくりになっています。
その状態で何かを考えたり、あるいは単にボーっとするだけでも良いです。
いつもよりも、より集中しやすいですよね。
つまり、身体がリラックスすると意識は集中しやすい、というメカニズムを私たちは持っています。
だから、ヒプノセラピーを受けるときに大切なのが、「リラックス&集中」です。
まずはリラックスしてください。
実際、ヒプノセラピーのセッションを受ける前に軽いストレッチをする方もおられます。
こうやって、意識が集中しやすいように準備をしてあげるのです。
■コツその2「余計な心配をしない」
「あれ?私って催眠に入っているのかな?」
このような疑問をセッションの最中に持つ方もおられます。
でも、こうした疑問を持ってしまうと、意識はその疑問に対する答えを探そうとしてしまいます。
すると、顕在意識(理性)がたちまち働き始めます。
だから、こうした疑問が浮かんでも「まぁ、いいや。そのうち入るんでしょう」くらいの気持ちを持って頂いた方がスムーズに入ることができるようになります。
■コツその3「楽しむ・遊ぶ」
ヒプノセラピーでは、潜在意識の中にあるイメージや感覚を扱います。
それは、視覚的なものもあれば、感覚的なものもあります。
そうした様々なイメージや感覚を、まずは楽しんでください。
そのイメージが本当かどうかを考えるのは、ヒプノセラピーが終わった後に回しましょう。
まずは今の感覚を楽しむこと。
そして、それをポジティブに受け入れること。
イメージや感覚で「遊ぶ」ようなスタンスが良いでしょう。
■コツその4「きっかけを作る」
ヒプノセラピーでイメージや感覚をつかむためには、ある程度きっかけを作るとスムーズになります。
少し暗いイメージが浮かんだら、「…夜」
静かなイメージが浮かんだら、「…水」
暖かい感覚を感じたら、「…春」
これはただの一例です。
でも、このように浮かんできた感覚やイメージに「ラベル」を付けてあげると、そこからよりヒプノセラピーは広がっていきます。
もしも間違った「ラベル」を貼ったら?という心配はいりません。
仮に間違った「ラベル」を貼っても、そこから先へ進みにくくなるだけです。
その時は、いくつか「ラベル」を付け替えてみてください。
■コツその5「リラックス」
ヒプノセラピーのセッション中であっても、喋ることもできれば、身体を動かすことも可能です。
喋ったからといって、あるいは身体を動かしたからといって、催眠が解けることはありません。
だから、常に身体にとってリラックスできる状態をキープしてください。
かゆい場所があったら、ガマンしないで(笑)。