ポジティブに考えると心が不安定になる理由

みなさん、こんにちは

 

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です

 

 

さて、今回は「ポジティブに考える」ことのマイナス面についてお話しします

 


SNSや色々な書籍等で勧められている「ポジティブ・シンキング」

 

 

ポジティブに考える事自体、私は否定しませんが、セラピストとして手放しに賛成できるか…と言えば難しいんですね

 

 

というのは、ポジティブに考える事のマイナス面というものが存在するからです

 

 

具体的に言うと、心の中にネガティブに考えるべき理由があるのに、無理にポジティブに考えると、逆に精神状態が不安定になるんですね

 

 

実際にあったケースですが、恋愛で悩む女性のクライアントがいました

 

 

そのクライアントは相手の浮気に悩んでいたのですが、しかしネガティブに考えるべきではない、という事でポジティブに振舞っていました

 

 

しかし、ある日突然何かが壊れたかのように、いきなり涙がポロポロと止まらなくなり、足が震えだすという現象が生じました

 

 

このように、ネガティブなものを「覆いかぶして隠す」ようにポジティブに振舞うと、逆に不安定さが増してしまうんですね

 

 

セラピストの視点でいいますと、浮かんでくる感情に良いも悪いもありません

 

 

問題は、それを消し去るのではなく、上手なお付き合いです

 

 

ネガティブな感情は確かに苦痛です

 

 

しかし、その感情は(良い意味でも悪い意味でも)私達に何かしらのシグナルを送ってくれているのです

 

 

苦痛だからと言ってポジティブを装って、見て見ぬふりをするのではなく、良いお付き合いができるようになる事を目指してくださいね

 

 

では、今回はこの辺で

 

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