みなさん、こんにちは
神戸・大阪のヒプノセラピールーム
エモーションデザインの駒居正己です
さて、今日は「人間関係の悩み」について考えてみたいと思います
私達には生まれつき、「読心術」と呼んでもいいような機能が備わっています
つまり、相手に対して「多分こう考えているんだろうなぁ…」と、相手の気持ちを読んでしまう、ということですね
これそのものは、実は脳のすぐれた機能の1つです
これがあるお陰で、人間関係のかなりの部分が予測可能になり、その分だけスムーズに人間関係を送ることができるからです
しかし、この「読心術」の機能は、私達が期待するほど完璧なものではありません
特に人間関係でネガティブな局面の場合、どうしてもネガティブの振り幅が大きくなってしまいます
そのため、「相手は……と思っているんだろうな」とネガティブなイメージを持っている場合、それはイメージにすぎないと考える方がベターです
実際に、一見ネガティブに思えても、実は案外そうではなかったというケースは私達の日常にたくさん散らばっています
なので、考えるべきは「事実は何か?」という点です
相手がネガティブな考えをこちら側にもっているかもしれない、という場面で、相手の真意を確かめるのは難しいですよね
でも、その「持っているかもしれない」は事実ではなく、こちら側の憶測なのですから、それに振り回されたり、それを前提とした行動をとることは、あまり妥当ではありません
それは仮説にすぎないのです
ですので、相手がこちら側をネガティブに考えていそう、という事であれば…
「そうかもしれないし、そうでもないかもしれない」
というスタンスをまず取ることをお勧めします
そして、それが本当かどうか、という点にフォーカスするのではなく、ネガティブな雰囲気が払しょくされるように振舞ってみてください
原因探しではなく、解決の行動をまずとる方が、問題解決には一番の近道です
ではでは!