不眠の問題は生活のリズムと恐怖心

みなさん、こんにちは

 

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの心理カウンセラー、駒居義基です

 

 

さて、今日は「不眠」について考えてみたいと思います


不眠症で苦しむ人は決して珍しくなく、厚生労働省の調査では、成人男性の20%が、何かしらの理由で不眠状態となっているとのことです

 

 

実際に私のセラピーで不眠を主訴として訴える方も珍しくありません

 

 

そうした、私達を苦しめる不眠ですが、どのように対応すればいいのでしょうか?

 

 

睡眠時無呼吸症候群や身体疾患による睡眠障害以外の、ごく一般的な不眠の場合、交感神経と副交感神経が上手に切り替わらない事が主な原因です

 

 

しかし、見逃してはいけない不眠の原因が1つあります

 

 

それは、不眠に対する恐怖心です

 

 

つまり、ある一定期間不眠が続くと、「眠れない」という事が恐怖となります

 

 

また、不眠は生活のリズムが狂うという現実の問題を生じさせるので、それが恐怖心を増幅させます

 

 

 

つまり…

 

眠ろうとする

眠れない

眠れない事の恐怖心や焦燥感が生じる

翌日の生活が心配になる

さらに眠れなくなる

 

という悪循環なんですね

 

 

このように逆説的ですが、眠ろうとする努力が、逆に眠りを妨げるという現象は珍しくありません

 

 

 

ここで考えるべきは、車の運転に支障が出る、という危険なものでない限り、数日程度の不眠は逆に生活リズムを元に戻すきっかけになる、ということです

 

 

 

なので、「眠れない事」を問題にするのではなく、「眠れない事に対する恐怖心」を問題にした方がいいんですね

 

 

その上で、1日程度の不眠はあまり大きな問題ではなく、むしろ生活リズムを元に戻す良いきっかけ、というように捉えなおす方が、不眠の問題は解決されやすくなります

 

 

もちろん、入眠剤を使うという方法も、ヒプノセラピーで不眠症を解決するという方法もアリですが…

 

「不眠に対する恐怖心を捨てる」

「1日程度の不眠なら生活リズムを元に戻すきっかけにする」

 

 

という事を試してみてください

 

 

ではでは!

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