私達を苦しめる理性と感情の葛藤の解消法

みなさん、こんにちは

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの駒居義基です

 

では、早速始めましょう!


私達の脳の構造は大きく分けて2つの要素から成り立っています。

 

 

まず、感情

 

 

そして、理性

 

 

私達が葛藤を覚えるとき、その多くは感情と理性の対立から生じます。

 

 

ダイエットなら、感情は「アイスクリームを食べたい」となるでしょう。

 

 

しかし、理性は「アイスクリームを食べると太る!」と警告を発しています。

 

 

ただ、多くの場合、私達の理性は感情に圧倒されます。

 

 

その結果、感情のままに行動してしまうというマズい状態に至ってしまいます。

 

 

心理学者、あるいは心理カウンセラーは、「理性で感情を手名付ける事が出来ないか?」というテーマを長年研究してきました。

 

 

しかし、現時点においても、かなりの程度で理性で感情をコントロールする事に成功するようになっているのですが、まだまだ難しい面もあります。

 

 

しかし、考えるべき点は、理性で感情を抑えるというよりも、理性と感情を上手に使いこなす、ということなんですね。

 

 

理性は、プランニングや物事を熟慮する事に長けています。

 

 

一方、感情は行動を促し、経験を豊かなものにしてくれます。

 

 

何か、新しい事やチャレンジしたい事があるなら、理性だけでは不十分で、感情のチカラがどうしても必要です。

 

 

そうでないと、理性はアクセルを踏んでいて、感情はブレーキを踏んでいるという状態になり、結果として理性も感情も疲弊してしまうんですね。

 

 

理性がアクセルを踏んでいる時に、感情も同じようにアクセルを踏むためには、ある程度理性がお膳立てをしておく必要があります。

 

 

つまり、感情が動きやすくなるようにしておく、ということですね。

 

 

では、どのようにしたら感情はうごいてくれるのでしょうか?

 

 

心理学的に考えると、いくつかのアプローチが見えてきます。

 

 

(1)感情が抵抗を示しているなら、そもそも感情は何の意図を持っているのか理解する


感情が単体で存在する事は稀で、感情が生じるには、その原因が潜在意識下に必ずあるはずです。

 

 

つまり、感情には感情なりの「意図」があり、それに基づいて抵抗を示したり、望ましくない方向に私達を導こうとしているのです

 

 

そのため、その意図をまずは理解する事が大切です。

 

 

(2)感情の抵抗を解決する


感情が抵抗する原因が分かれば、あとはその感情の「言い分」を十分に聞き、それが心配ない事を感情に理解させるのです。

 

 

例えば、ダイエット中にアイスクリームが無性に食べたくなった場合、もしかしたら感情は「ストレスを発散したい!」という意図を持っているとしましょう

 

 

しかし、ストレスを発散するだけなら、アイスクリーム以外の方法だってあるはずです。

 

 

そのように感情の意図を叶える別の方法を目指すのです。

 

 

(3)理性で「ご褒美」を用意する


感情に意図を叶える別の方法を示すだけでは、感情はなかなか動いてくれません。

 

 

そのために、感情が思わず飛びつきたくなるような「ご褒美」を理性で考えるのです

 

 

例えばダイエットなら、「最高のプロポーションになった自分」をイメージする、などの方法ですね

 

 

(4)感情が落ち着くまで時間をかける


感情は「いますぐ!」私達の行動を促す傾向があります。

 

 

望ましくない方向に行こうとしている感情があるなら、それに対して時間を与える事で、その感情が弱まるように仕向けます

 

 

 

どの感情も、時間をかける事によってピークが次第に下がってくる傾向を持っています。

 

 

そのため、時間をかけて感情の「ピークタイム」が過ぎ去るのを待ちます。

 

 

上記の方法を用いる事で、感情はかなりの部分扱いやすくなるでしょう

 

 

ぜひ、試してみてくださいね

 

 

 

ではでは~

 

※ ※ ※

 

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