なぜ、「親」は苦しい存在であり続けるのか?

みなさん、こんにちは

 

神戸・芦屋・大阪のヒプノセラピールーム、心理カウンセラールームの駒居義基です

 

 

さて、早速始めましょう!


いわゆる「毒親」という言葉があるように、子供にとって「毒」となる親がいる事は、残念ながら間違いのない事実です。

 

 

虐待のように極端なものでなくても、自分の意志や自分の考え、感情を子供に押し付けて、果ては勝手な期待を抱かせて罪悪感を感じさせる…

 

 

そうした親の元で育った子供は、成人した後も「親」に対して葛藤を抱え続けるというケースは珍しくありません。

 

 

子供に対して適切な養育が出来ない親に対しては、行政等の介入が間違いなく必要でしょう。

 

 

地域や社会が子供を虐待から、不適切な養育から守ることは当然の事です。

 

 

ただ、成人した後に親の影響に苦しんでいる、となると話が違ってきます。

 

 

というのは、もう誰も介入してくれないし、誰も助けてはくれないからです。

 

 

もちろん、セラピーを受けたりカウンセリングを受けたりして自分自身をケアする、という事は出来ます。

 

 

しかし、そうしたケアを受けるという判断も結局はその人自身が決める事ですよね。

 

 

誰かが代わりにそうしたケアの必要性を意思決定し、手配してくれるわけではないのです。

 

 

冷たい言い方かもしれませんが、あなたしか、あなたを救えないのです。

 

 

だから、あなたは「助けて」と誰かに訴える必要があるのです。

 

 

あなた自身の声で。

 

 

ただ、その際に1つ考えて欲しい事があります。

 

 

確かに、あなたは不適切な親の養育の犠牲者だったかもしれません。

 

 

あなたの受けた養育は、あなたを傷つけるに十分すぎるものだったでしょう。

 

 

しかし、あなたを苦しめるのは、過去の親の養育だけではありません。

 

 

「親はこうあるべき。でも私の親はそうではなかった!」というあなたの親に対する期待も、あなたを苦しめるものなのです。

 

 

確かに、あなたの親に対する「こうするべきだった」という思いは正しいでしょう。

 

 

しかし、それが出来なかったから、あなたは傷ついているのです。

 

 

つまり、(これも冷たい言い方ですが)期待してもムダな人に期待をして、そしてそのたびにあなたは裏切られ続けているのです。

 

 

あなたが親の事を思い出し、そのたびに「こうして欲しかった!」と思うたびに、あなたは裏切られ続けます。

 

 

毎日のように、あなたは裏切られ、傷つけられているのです。

 

 

ここに、あなたがあなたを救う方法があります。

 

 

その期待を手放す事です。

 

 

どんな方法でも結構です。

 

 

親を軽蔑しても良いんです。

 

 

親を許しても良いんです。

 

 

ただ、期待を手放すこと。

 

 

そうしたら、あなたは自由になれます。

 

 

自由になれた分だけ、あなたは傷つかなくてもよくなります。

 

 

それでも、もしケアが必要と判断されるなら、必要なケアを受けてください。

 

 

あなたは、毒親の影響下で何年も苦しんだのです。

 

 

これ以上、苦しむ必要はありません。

 

 

ではでは~

 

※ ※ ※

 

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